トム

ダークナイト ライジングのトムのレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
4.2
●あらすじ
前回から8年。ウェインはバットマンを引退していた。

●感想
個人的にシリーズで1番好き!

今作のブルースウェインは前作で精神的にきてるのに加え、今作では全てを奈落の底へ落とされる。

でも物語って絶望スタートほど楽しいモノはない。そこから主人公が這い上がる(ライジング)のがさらに楽しさを倍増させるから。

事前情報を全く知らないまま見たので、アンハサウェイやインセプションの俳優が立て続けに出てきたのは驚いた!
アンハサウェイの演技の巧さと妖艶さは素晴らしいね。1秒で表情と感情を変えるのがうま過ぎて感心した。

敵は前作のジョーカーのインパクトには勝てない。しかし、如何にもマッドマックスに出てきそうなヴィランは屈強な力があり、決して存在感は薄くなかった。過去の話があるのもgood。

バットマン以外の人間ストーリーも描かれていて良い。
特に我が街を守らんとばかりに、ゴッサム警官たちが団結するのは感動する。

そして衝撃的な大どんでん返しから伏線回収まで楽しめるところもポイントが高い。

良作!
トム

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