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挽歌のseapony3000のレビュー・感想・評価

挽歌(1957年製作の映画)
5.0
秋吉久美子版に比べたら久我ちゃんはまだそんなむかつかなかったような気がする…と久しぶりにみてみたら久我ちゃん…おみそれしました!やっぱし久我ちゃんもヤバかった。しかしながら全編通して釧路に立ちこめる霧、登場からすでに亡霊のような高峰三枝子。死生観はゴショヘーのモノ。死後気になって家に上がりこみ、掃除片付け、ママンに教えてもらったサラダを作りながら泣き崩れる久我ちゃん。脱いだローファーそのままに裸足で飛び出しママンママンとさめざめ泣き崩れる久我ちゃん。身体の障害の問題もあるが、母の愛情に飢えるまだまだ甘ったれな赤ちゃんなのが切ない。
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