挽歌の作品情報・感想・評価・動画配信

『挽歌』に投稿された感想・評価

『猟銃』のバリエーションのような映画。ここでも不倫が問題になり、最後に女性が自殺して終わる。
久我美子は森雅之と不倫するわけだが、久我が高峰三枝子の不倫相手に嘘として言っていたとおり、実のところ高峰…

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1957年 歌舞伎座 松竹配給 モノクロ 117分
スタンダード *状態について特記事項なし

まるでヨーロッパのような釧路を舞台として展開するダブル不倫劇だが、誰も相手に対して誠実ではないところが…

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3.8

久我、森、高峰が、自身が抱える三者三様の「空しさ」を埋めようと苦悩する物語。挽歌とは「人の死を悼んで作る詩歌」だそうだ。だとすると、久我と高峰の関係に着目すべき作品といえる。原作は当時のベストセラー…

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2.3
登場人物全員ヘビースモーカー🚬
嫌煙家が観たら発狂必至の映画!

未舗装の道をハイヒールで何度も往復。昔の人は大変だな。
愛された男には妻がありその妻に惹かれてゆく娘は男と逢瀬を重ねるも湖畔で車を一時停止する。

「不具ゆえに捻くれてしまった女」という造形は『この広い空のどこかに』の高峰秀子と同じだが、全てに引っ込み思案だったあちらと違い、本作の久我美子は増村ヒロインばりに積極的だ。
高峰三枝子を見据えてニヤ…

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朝からヤバすぎて叫びそう。言いたいことは山程あるけど取り敢えずモリマと湖畔のホテルで銀盆にのったロールパンの朝食食べたい。北海道の喫茶店で不倫相手の学生(渡辺文雄)と、憂いをたたえた表情でタバコを吸…

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tBi
3.8
Rec.
❶24.12.10,ラピュタ阿佐ヶ谷(35mm)/昭和の銀幕に輝くヒロイン[第110弾] 久我美子

『挽歌』(ばんか)は、原田康子の小説、またそれを原作とした映画・ドラマ化作品である。

概要
1955年6月から1956年7月まで、同人誌『北海文学』に連載された、原稿用紙700枚の長編[1][2]…

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森と久我は、お互いの虚無感に魅かれ、傷口を舐めあっただけの韓敬に思えた。北海道という広大な風景。ちっぽけな鬱屈。

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