アノ

千羽鶴のアノのレビュー・感想・評価

千羽鶴(1969年製作の映画)
3.8
京マチ子の胸のあざが息を呑むほどショッキング。あんな黒塗りだけでちゃんとおぞましく見えるのには感動する。

ジメジメした物凄い暗さの画面と照明の大袈裟さが凄いコントラストを生む。
壁にすがりつくように逃げる梓英子を、京マチ子が追いながら罵りまくるシーンが怖い怖い。
前半で出なくなるのに圧倒的な存在感を醸す若尾文子の怪演(「肉塊」と表現したくなるようなセックスアピールと死臭!)もたまらん。
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