千羽鶴の作品情報・感想・評価

千羽鶴1969年製作の映画)

製作国:

上映時間:96分

3.6

『千羽鶴』に投稿された感想・評価

折り鶴風呂敷,お茶室案内,チカコ,元父愛人,回想,チカコ胸痣毛切り,別れ告げられ泣き,愛人太田夫人宅押し掛けられ,不倫見られ,雨,襲い掛かり,捨てられ,母やつれ,チカコ母煽り,半狂乱,母死亡,太田母…

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この若尾文子はすごい。
常にアハンウフンと体をクネクネさせて、真っすぐ立っているシーンすら禄にない。
あまりにも情痴過多に突っ走りすぎたのか、増村映画としては異例の早期退場になるが、哀しいかな映画も…

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緑雨

緑雨の感想・評価

3.5

若尾文子がやばすぎ。最初っから最後までフェロモン垂れ流しで喘ぎっぱなしって感じ。平幹二朗と二人で食事する座敷の場面で、話しかけながら少しずつ擦り寄ってくる姿の色気といったら!

若尾があまりに強烈過…

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川端康成原作。
複雑な気持ちを抱きつつ、揺れ動く男女の情念を映す。
若尾文子が若く初々しく、原作が映える。
こういう文芸作品がコンスタントに作られるようになると、日本映画も、もっといいものになるので…

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bn

bnの感想・評価

4.0

増村保造×若尾文子の最後の作品としてなかなか良い話だった。
吐く息多めで観ていて苦しくなってくる。
「熱っぽい目つきでぐにゃぐにゃした人」とさらっと言ってのけるのは京マチ子しかいない。
娘が母に対す…

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LeShinji

LeShinjiの感想・評価

5.0

『千羽鶴』は男女の我がままをそのまま映像化したような内容だった。平幹二朗演ずるある男が,かつては父親の愛人だった二人の女性から,父親の死後も世話を焼かれる。一方の女性(=京マチ子)は自分が選んだ若い…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.5

川端康成原作のため、冒頭に「ノーベル文学賞受賞記念」のテロップあり。

鐘がなる鎌倉の寺が、オープニング場面。

若尾文子(太田夫人)も京マチ子も、以前、平幹二郎の父親の愛人だった。
その平幹二郎が…

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やーち

やーちの感想・評価

3.0
親父と兄弟になろうが、若尾先生なら抱きますよえぇ。
節操ない人間関係を描くだけでなく、生理的に受け付けない痣を象徴として使うことで禍々しさ増幅。

69年作にして60年代最後の作品である今作を観て、全く上映機会が無さそうな『ぐれん隊純情派』(1963)を除いては、60年代までの増村作品、全制覇完了…

吉村版『千羽鶴』同様、やっぱ話が別に好きく…

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アノ

アノの感想・評価

3.8

京マチ子の胸のあざが息を呑むほどショッキング。あんな黒塗りだけでちゃんとおぞましく見えるのには感動する。

ジメジメした物凄い暗さの画面と照明の大袈裟さが凄いコントラストを生む。
壁にすがりつくよう…

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