豪華キャスティングかつ実話ものとのことで期待して観た。
主演はジェイソン・ステイサム。脇を固めるのはロバート・デ・ニーロとクライヴ・オーウェン。『プリズン・ブレイク』で有名になったドミニク・パーセルも出演している。にも関わらず、観終わってみれば微妙な評価。
何を観せたいのかがよく分からない。アクション映画なのか実話ものなのか。どこまでが実話でどこからが脚色なのか。これは推測だが、実話を基にした小説に着想を得て作った映画なので、もはやほぼ全てがフィクションであって、それならそうと初めから言ってほしかった。
友情ありアクションありラブロマンスありと欲張っていろいろ詰め込んだら、海のものでも山のものでもない、よく分からない作品になってしまった。
そうか。映画はテーマを絞り込むことが大事なのか。
