これは面白かったですね。
パニック映画というと自然の脅威に人間が為す術なくやられていき、その大混乱の状況を迫力の映像で展開していくのが一般的でしたが、これは何と火山と戦う人間の姿を描いているんですね。
その点で斬新と言うか、今までになかったパニック映画だと思いましたね。
突然ロサンゼルスで大地震により地底から溶岩を吹き出してくるという展開で、そのマグマから何とかして町を守ろうと試行錯誤を繰り返しながら立ち向かうという話。
スリルと興奮、恐怖と緊張感がたまりませんね。
もちろん映像もリアルでgoodです。
それからトミー・リー・ジョーンズが良い。
彼の演じる主人公が家族を残して自分の危機管理局局長としての職務を全うする姿に感服ですし、それを見事に演じている彼がいい。
パニック映画ではなかなか良質な出来です。
