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ひまわりの人のレビュー・感想・評価

ひまわり(2000年製作の映画)
5.0
まず、なんのフィルムを使っているのか教えてほしい。
カメラの隅に写り込む花々が印象的
地元の風景、そして光が眩しかった。

堺雅人のキャラクターが特に好き。

お葬式での、同窓会のような雰囲気に、リアルを感じた。
同級生の死に現実味帯びないという現実こそが現実であった。

エスカレーターですれ違うシーンも、リコーダーを盗んだことが両親にバレるシーンも、本物の銃でこどもが倒れるシーンも、グリンピースをフォークで転がして遊ぶシーンもすき。ノベルティへのシートベルト、沼津、ともみの部屋、赤いワンピース、本当に良い。最高。
あと化粧のシーン。
麻生久美子の眉の形、鼻筋、顎のラインが完璧なんだけど。

「動きを見てる様で動きそのものは見ていない」
女性は世の中から動きを省いて見る見方が得意である。
でも動きは必ずついてくるものである。
やっぱり、それが現実なんだよね。

彼女の片鱗を知る者
彼女と関わる人たちがつながる、つながる。

「きみはまるでひまわりみたいだ」と言えてしまうの、ベランダに花が沢山あったところから納得した。
すごく素敵でずるかった。

ロマンチックでホラーな映画
綺麗な場面とギャグな場面のギャップが良かったです。
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