己の「死」を自覚せよ
『もう終わりにしよう。』のチャーリー・カウフマン初監督作品。平凡な生活を送っていた主人公ケイデン。ある日を境に「死」は避けられないことを悟り、彼ら自身の頭の中で理想のニューヨークの姿を思い描く。
簡単なあらすじを書きましたが、実際これが合っているかも分からないほど本作は難解。いつまで経っても主人公の舞台が完成しないのと同じように、人生も何がゴールなのか、いつ「完」という文字が脳内に現れるのか分からない。本作にはそのようなメタファーがたくさん散りばめられています。
自己啓発本でも読もうかな。