脳内ニューヨークの作品情報・感想・評価

「脳内ニューヨーク」に投稿された感想・評価

NKN

NKNの感想・評価

4.5
孤独な男が寂しい人生を振り返る的な作品
「もう終わりにしよう」もそうだったけど、寂しい作品作るのうますぎる
孤独に寄り添ってくれる感じ?やね
カウフマンの作品は何度でも噛み締めたくなる

展開と演出はぶっ飛びすぎてて、一つ一つ考察するのいいけど、雰囲気だけでも楽しめるかな。
ついていけない人のが多い気はするけど、、、
(火事で燃えてる物件を紹介する不動産屋とか、
11歳の娘にタトゥー掘らせるとか、死ぬまで稽古してる舞台とか笑)

このレビューはネタバレを含みます

映画の中で出てくるケイデンの作り上げようとしていた劇は、ケイデンの頭の中で作り上げた人生そのもので、ケイデンは色々な出来事を頭の中で整理して筋が通るように、自分自身が理解できるように組み立て劇にしようとするけど、頭の中のストーリーと現実は違うし、全ての出来事に筋が通ってる訳ではない。
悲しい出来事や理不尽な出来事は何故それが起きたのか論理立てて説明はできない。

この頭の中の自分の人生は誰もが持ってる物であって、人はそれを組み立てて一つのストーリーにしようとする。誰もが自分のストーリーの主人公。

でも人生の道中、人はだんだん自分が作るこの劇を観に来る人はいないことに気づく。
そして、自分の人生の物語は非常に孤独ってことに気づく。でもこの世界の皆一人残らず独りなのだ。

私の解釈はこんな感じでした。

とてもポエティックで、
アート性が強いし、解釈は一人一人に委ねる系の映画だから、理解するのが難しい。

一つ一つの出来事の関連性が見つけにくいからこそ、主人公は
途中火がついた家に住んだからそのせいで煙を吸って死んでしまうへーズルや、
いれたタトゥーが感染してしまいそれが原因で死んでしまったオリーブ等、
頭の中でcause and effect がはっきりしてるシナリオを描いてその死を無理矢理納得できるようにしたのかなと思う。
Nah

Nahの感想・評価

4.2
睡眠時の夢みたいな、面白かったのに起きてから人に説明しようとしても上手くできないみたいな。覚えてるけど忘れてる。そんな映画
脳内ニューヨーク

だいぶ前の映画。

ニューヨーク在住の
妻と子にさられた、
演出家が、大賞の受賞を機に、倉庫を借り切って、自分の思うべきニューヨークを作り上げようとする。そこには、妻や子、新しい彼女たち、そして、自分の孤独な人生を振り返るばとなってゆく

みたいな作品。老病死を描いたものかなぁ。セリフは含蓄のある、ストレートで切ないものなんですが、現実のニューヨークと倉庫のニューヨークがいたりきたり、して、なんとも、わかりにくいです。

みかえすと、さらにしみじみする作品やと思います。

結構見るのに根性いる思いますが、好きな作品となりました。

あ、コメディではないです。
しうち

しうちの感想・評価

4.6
カウフマン要素満載で面白い。鬱映画には違いないが突き抜けすぎて最早鬱映画ですらなくなってる気がする。この内容を演じ切ったフィリップシーモアホフマンもすごい。本作をちゃんと理解するのにあと50年はかかりそう
一

一の感想・評価

3.3
チャーリー・カウフマン監督デビュー作

妻と娘に去られ人生に行き詰まった劇作家の主人公は、舞い込んだ賞金をすべて注ぎ込み、脳内に描く理想のN.Y.を現実のN.Y.の中に作るという壮大な芸術プロジェクトの構想を思いつくが、そこでは現実と虚構が交錯し始める…

カウフマン作品なのでおかしな映画であることはある程度覚悟はしていたけど、正直さっぱりわからない
理屈じゃないというのはわかるのだけど、あらすじでコメディだと思っていたので尚更理解が追いつかない

とはいえ、まさに作家性の爆発したカウフマンらしい一筋縄ではいかない奇想天外な世界観に圧倒される映画なので、いくらでも解釈の余地はあるし明確な答えはカウフマンにしかわかり得ないし、観る人はかなり選ぶでしょうけど何故か引き込まれてしまう映画だった

まるで夢の中に迷い込んだかのような現実と虚構が交錯し始める曖昧な物語はまさに人ひとりの人生そのもので、それをたった2時間で表現してしまう監督の力量はやはり計り知れない
決して面白い!となるような映画ではないし、一度で全て理解するのはまず無理だろうけど、こんな脚本を思いつくのは紛れもなく奇才というか天才

フィリップ・シーモア・ホフマンの名演や、周りを固める豪華キャストも本当に素晴らしかった

随所で好みの雰囲気はむんむんにあったし、意味不明な部分だらけなのにじわじわと感動が浮かび上がって来るし、全然わからない不思議な作品ではあるけど割と楽しめました

〈 Rotten Tomatoes 🍅69% 🍿71% 〉
〈 IMDb 7.6 / Metascore 67 / Letterboxd 4.1 〉

2021 自宅鑑賞 No.504 GEO
アシッドムビー。カウフマンの頭の中そのまま見てるみたい。超寒い冬にまた見よ
記録

記録の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2017,11月末鑑賞。
周囲から孤立しながらも自分の求めるものを探して作品を作り続ける姿が某アーティストに繋がり辛く苦しかった。一般的な常識は持ち合わせていながらそれに合わせることなく真相とは何かを探り続ける。普通とは何か、なにが真実なのか、ストーリーの主人公は誰なのか。追い求めるが故に莫大な費用と期間をかけて最後は独り。一番死に近いと思われた自分が、娘より、愛した人より、誰よりも、長生きする皮肉さ。
外から見れば、輝かしい世界。オーディションを受けに来る人は絶えずいるし、取材もスポンサーも多数。でも、その中にいる人はゴールの見えない作品作りに疲弊し不安を持ち続ける。恋愛沙汰が絡み、自殺する者も。

まるで某氏のようだと重ねてしまった。これはホラー映画です。もっと楽観的にはなれないものか。こだわりは捨てられないのか。捨てたものの先にまた新しい何かは待っていないのか。

アーティストの独走は恋人や家族の理解がなければ成り立たない。でもさ、そんな恋人は果たしているのか!?勝手気ままを許し、独走を許し、全てを認めてくれる恋人。そして、居たとして、その恋人同士は幸せになるのか、子供ができたとふれば、その子供は幸せなのか。
ビートたけしの映画、アキレスと亀を思い出す。

ああ、私はそっちの世界には行けないよ。それをするには余りにも普通を大切にしてしまっている。そこから脱する勇気と覚悟とエネルギーはない。
そして、私は今の自分の生活が大好きであり、今の自分が大好きなのだ。

がんばれ、アーティスト。遠くから応援してますよ。
BoltsFreak

BoltsFreakの感想・評価

2.6
この世界観が全く理解出来ず…
マッカーサー・フェロー賞ってどれほどの大金が給付されるんだ?
ここまで長い年月をかけて舞台にこれほどの巨大な街を造り上げてどう見せるのか、スタッフは無給?と余計な所が気になり、storyも暗いので少し気分が悪くなる作品。
Aki

Akiの感想・評価

5.0
なんであんなに泣いたのか言葉に表しきれない。とりあえず5点。
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