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ヒマラヤ 運命の山のrilkaのレビュー・感想・評価

ヒマラヤ 運命の山(2009年製作の映画)
3.0
ナンガを制することしか頭にないカール、ただ登るだけで幸せなメスナー。カールの死に対して、最後にメスナーが言うセリフがグッとくる。

カールにとって(ナンガは)「運命の山」
でも、ナンガは ただの山にすぎない
人間が感情を抱くだけだ

山に神や栄光、時には目標を見るのは、あくまでも人間の勝手。山は人間の感情や私利私欲とは関係のない存在なのだということを思い出させてくれる名ゼリフ。
ただし、このセリフは原作にはなかったので、監督か脚本家の方が補足したのでしょうか。

ちなみに前半の記者会見のシーンに、明らかな誤訳があると思うのですが…。
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