子供嫌いだったはずが養子を得て育てることになり、その息子溺愛。息子を愛するあまり、息子の実の母が気になってしょうがなくなり、母を探し出し、彼女のその後の人生が幸せであるようにと色々世話を焼きだすというドタバタ。子供の素性が気になるのではなく、子供が実の母について知りたいと思った時のことを考えての行動というのが良いよね。愛があります。この映画の制作年から考えて、ウディ・アレン個人のドロドロ裁判直前期？セリフの中に息子に刺されるだの、養女は絶対にやめておけだの意味深なセリフが。不倫の末に、でもやっぱりあなたが好き！と戻って来てめでたしめでたしなのは、ウディ・アレンの願望なのかも。
ウディ・アレンの脚本好きです。
