妻の強い勧めで養子を引き取る事になった主人公レニーがその子の優秀さに生みの親がどうしても気になり…
と止めときゃ良いのに感満載の話ですが
ギリシャ神話「オイディプス」になぞったウディ・アレン作品だそうで
しかも当時、妻ミア・ファローと揉めて実養子の親権問題も起こっていたそうで
まあよくぞそこまで身を削るような作品造りが出来るなあと
変に感心
見所はこの作品で何とオスカーまで穫った
ミラ・ソルヴィーノですねやはり
本人はかなりの才女
（ハーバード大卒でトリプルリンガル）だそうですが
とてもそうは見えない甲高い声で下ネタ乱発する娼婦
（でもキュート極まりない）
を演じるとは驚き
助演女優賞獲らせるアカデミー賞はなんとも懐が深い
しかしその後あのハーベイ・ワインスタインのせいで
輝かしいキャリアとはいかなかったのが…
元ネタは悲劇だそうですが
そこはウディ・アレン作品
悲喜こもごもという味付けで
割と観やすいかと思いますハイ
