ぜくう

ケーブル・ガイのぜくうのネタバレレビュー・内容・結末

ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

ホラーカテゴリだったが、ホラー要素はほぼない。風刺的なコメディ。
1996年の映画だが、ケーブルガイがインターネット社会やスマホの登場をめっちゃ的確に予言していたのが印象的だった。
話の内容やジム・キャリーの顔芸は普通に楽しめたが、やべーやつに振り回される系の作品なので、見ていて結構ストレスが溜まる。
ラストもそんなにカタルシスは得られない。

<うろ覚えあらすじ>
テレビの修理に呼んだケーブル・ガイと、奇妙な縁が出来てしまった主人公。
「友だち」のケーブルガイの行動はどんどんエスカレートしていく


主人公は、テレビを直してもらうために修理工を呼ぶ。
訪れた修理工は異常に馴れ馴れしい男で、主人公と友だちになる事を望む。
主人公も、無料のケーブルテレビチャンネルに惹かれ、このケーブルガイの友だちになることを了承する。

主人公を親友と見定めたケーブルガイは、勢いよく距離を詰めてくる。
巻き起こるトラブルに辟易する主人公だったが、ケーブルガイによってもたらされる利益や、彼に対する引け目から、強く突っぱねることができない。

エスカレートするケーブルガイの行動についに我慢できなくなった主人公は、絶交を言い渡す。
ケーブルガイはそれを裏切りと感じ、主人公を陥れて留置所送りにする。
なんとか釈放された主人公だったが、その頃にはケーブルガイは恋人や家族に取り入っていた。

ケーブルガイが危険な男であると周囲に訴える主人公だったが、誰もそれに取り合わない。
ケーブルガイの正体を調査する主人公だったが、ケーブルガイは主人公の恋人を連れ去りテレビ塔の上に逃げる。
ケーブルガイの正体は、ネグレクトの末、テレビしか友人のいない孤独な男だった。
テレビ塔から身を投げて送信アンテナを破壊したケーブルガイは、これで自分のように孤独に育つ子どもが居なくなったと安堵する。
救急ヘリに乗せられたケーブルガイは、救急隊員に友人にならないかと訊ねる。
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