ピナコ

荒野の七人のピナコのレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
3.8
溜まった録画を観よう📽️
BSP作品

『七人の侍』のリメイク映画
ほぼストーリーは一緒
七人の仲間を集めていくところのエピソードもなんとなく似ています

只、侍の気質とガンマンの気質や
モノクロとカラーの印象
湿度の多い日本とカラッと乾燥のメキシコ

違いはあるにせよなかなか面白い映画になっています
お話自体が良いんですよね😃

そしてこちらの作品はいわゆる日本の野武士に当たるの大将のキャラがはっきりしていること
ガンマンも
誰も生きていく為に楽をしていないということ
自分に無いものを羨ましいと思う気持ち
ガンマンは銃は使えて強いけど無いものばかりと話す。

勝ったのは農民だ!


志村喬演ずる勘兵衛と
同じ剃髪の👩‍🦲ユル・ブリンナー
歩き方からもう貫禄ですねww

サポート役の七郎次に当たる役をスティーヴ・マックウィーン
加東大介とは見た目が全然違うww
女好きな感じはあまりイメージではなかった
でもガンマンとしてはカッコ良すぎww

新米ガンマン役はなかなか働き者
農民出のところなどもあのミフネが演じた菊千代の位置。
ロマンスは勝四郎の位置。

薪割りから始まる平八役の所にチャールズ・ブロンソン
ひげの無いブロンソン
若い‼️


なんと言っても剣客の久蔵役がオリジナルでも本編でもカッコいいです💕
口数少なく腕は立つ
ジェームス・コバーン当たり役だと思います
棒のようなスリムな体型が羨ましいw

日本の作品はもっと村を固めて戦う作戦が面白かったがそこは余り観られなかった。
少人数で向かう戦いは
地形を利用したり武士の戦い方なのだろう。
後に『十三人の刺客』などもそんなところが面白かった。
刀と銃の違いかな。

七人の死んでいく人数合わせのように急に亡くなる感じがちょっともったいない😩

けどこの監督はこの役者を使いこのあと『大脱走』で大当たりだったでしょうかww
ピナコ

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