ヘンダーソン

荒野の七人のヘンダーソンのレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
2.2
ガンマン達が自己批判的なものを行ない、根無し草であることを話すシーン。
また、自分達に憧れる子供達に対して、本当に勇気があるのは家族を養う責任に向き合う君たちの父親だと伝えていることから、ある種今作はシンプルな所謂西部劇から一歩引いた作りになっていることが窺える。

ただ何しろ、状況をいくら理解しようとも、バンバン銃を撃ち相手がバタバタ倒れるシーンへの共感がこれっぽっちも湧かないので、映画を楽しむことが出来ない。