山賊に貢物をしなければならない農村がありましたが、農民は銃も持っておらず、戦い方を知りません。その場にいたクリスの銃の腕を知り、彼と彼が集めた6人の仲間はボディガードとして雇われるが、という話です。
西部劇はあまり観たことがありませんが、名作ということで観ました。続編みたいに淡々と仲間が集まることに驚きました。戦闘の時間を確保するためだと思いますが、静かに進んでいきます。
ただ、その後のストーリーが二転三転したのにはがっかりしました。しかも、戦闘がいくつかある中で、それぞれ七人の得意技が生かされたシーンがよく分からなかったのも心残りです。個人的にサシの撃ち合いを観たかったです。
決して、ガンマンがかっこいいという価値観を持っていなかったことが印象的でした。自由に生きながら銃の腕を極めていくということはかっこよく見えますが、地に足をつけた職業で家族を養っていくのもまた重要です。ガンマン一辺倒ではない見せ方に好感を覚えました。