K

荒野の七人のKのレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
4.0
西部劇の傑作 「荒野の七人」

黒澤明の「七人の侍」をリメイクした作品で、後に今作のリメイク作品「マグニフィセントセブン 」も作られる。


🤠ストーリー🤠

メキシコにある静かな村に、盗賊のカルヴェラ一味がやってくる。

カルヴェラは村の食料を強奪し、村民を無差別に殺す悪党だった。
そんなカルヴェラ一味に頭を悩ませていた村民は、村を守り立ち向かう事を決め、銃を手に入れるためテキサスへ向かう。

村民たちはテキサスのとある町にたどり着く。

そこでは行き倒れの先住民をこの町の墓地へ埋葬するかしないかでもめていた。

しかしそこで、クリスという男が棺の運び人として名乗り出るのだった。

人種偏見の無い彼に、村民たちは、村の全財産を差し出しクリス村の用心棒になってもらうよう頼む。

クリスは貧しい農民たちを救うため、 たった20ドルの報酬でその役を引き受ける。

ヴィン、ブリット、ラック、チコ、ヴィンリー、オラリーといった凄腕の男たちを雇い、村を守るのだった。


【感想】

見る前から話の流れはまぁ分かるんですが、それでもやっぱり面白い。

「マグニフィセントセブン 」は既に見てるんですが、この全ての大元の「七人の侍」に関してはまだ見てません。


「マグニフィセントセブン 」で結構衝撃的に感じた部分というのが、
主要メンバー達の死。

これが結構自分にとって印象深かったものなんですが、今作は"そこら辺"がより深い内容となっている。

正直言って、昔の映画なので
「話の流れ・映像・アクション 」これらに関しては決して良く出来てるものだとは感じられませんでした。
展開が雑に感じたものもあったし、アクションも結構なショート。

まぁこれも昔の映画の味なのかもしれませんが、むしろ「マグニフィセントセブン 」の方がこれらの要素に関しては勝ってたと思います。

しかし、"キャラクターの深み"に関しては「マグニフィセントセブン 」よりも強かったです。

一人一人にちゃんとした個性や物語があって、ラストシーンでは彼らを思いウルっときてしまうくらい感情が動かされました。

やっぱり男っていうのは英雄になる瞬間が一番カッコいいんだな。。


音楽がやっぱりイイ!

「バックトゥザフューチャー 3」
「明日に向かって撃て」
「風と共に去りぬ」
「荒野の用心棒」

西部劇の主題歌は名曲揃いですが、その中でも一番好きな主題歌です!


個人的には一番好きなウェスタンかなと、思います。

熱い"英雄"達の物語。
是非一度ご覧下さい 👍


【評価基準】

3.1〜3.4 ✰ ⇨ まぁまぁ😶

3.5〜3.8 ✰ ⇨ 割と好き🙂

3.9〜4.2 ✰ ⇨好きな作品😁

4.3〜4.6 ✰ ⇨大好きな作品😊

4.7〜5.0 ✰ ⇨ 傑作✨
K

K