東独人のマザー・マリアが、神の名を借りて黒人ホーマー・スミスを搾取する話です。
まあ楽しいんですけどね。(◕ᴗ◕)
マザーと4人の東欧出身シスターが共同生活している所に、クルマの冷却水をもらうためにスミスが立ち寄ったのが運の尽き。
マザーに強引に引っ張り込まれて、チャペルを建てるための無償労働者兼運転手にされてしまいます。
基本的に悪い人は出てきません。周りはメキシコ移民と東欧から逃げて来たシスター達だけなので、黒人差別もありません。
スミスが一番アメリカ人らしい、と言うか唯一のアメリカ人(建設業者も?)。
マザーは頑なです。
結局、スミス以外にも大勢の近隣住民の支援を得ますが、礼を言うのは専ら神に対してのみです。スミスが自腹で食料品等を買い与えても、スミスではなく神に感謝します。
完全に他人の支援のお陰なのに、マザーは完全に神のお恵みだと信じています(?)。
まあ憎たらしいけど、それもこの映画の特徴なのでOKです。
ラストもナイスです。