ぐり

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女のぐりのレビュー・感想・評価

5.0
幼少期から大好きな殿堂入り作品のひとつです。戦争の被害から逃れるためロンドンから疎開することになった4人の子供たちが、ある日引越し先の家の衣装タンスの扉の向こうに不思議な世界"ナルニア国"を見つけて…というワクワクの冒険ファンタジー️🦁これを観たら衣装タンスという衣装タンスを開けまくりますよ‼️フォーンやドワーフなどの架空の生き物や言葉を話す動物などザ・ファンタジーな世界観がたまりません。

そして主人公であるペペンシー兄弟4人の子供らしい性格も見どころ◎4人のうちひとりを自分と重ねて観ても面白いかもしれません☺️長男としてみんなをまとめようとするがどうも上手くいかないピーター、母の代わりにと冷静に行動するが利口ぶってしまうスーザン、嘘つきで生意気なエドマンド、そして好奇心旺盛すぎる心優しいルーシィ。この4人の少年少女たちが戦いの中で成長していく姿が感動的😢そしてなによりこの作品の良いところは、4人全員を平等に扱っているところ。英雄王ピーター、優しの君スーザン、正義王エドマンド、頼もしの君ルーシィと、年齢関係なく4人を等しくたたえるスタンスがとても好きです。

あとこれは言わずもがなですが、アスランが魅力的すぎる……貫禄ある姿に優しさも兼ね備えているアスランはまさに真の王。一度だけでいいのでたてがみを触らせていただきたい所存です。そんなアスランをはじめ、おそらくCG演出の動物たちの表情の再現度の高さも素晴らしいです。また、今作の悪役である白い魔女の圧倒的ビジュアルの良さも魅力のひとつですね!白い魔女の衣装(白・黒・金の3つのドレス)が全部大好きです😻エドマンドが見とれてしまう気持ちがよくわかります。

⁡戦闘シーンのクオリティなど、細かいところは気にしなくていいんです。純粋にナルニア国の存亡の行く末を見届ければ、きっと貴方もナルニア国に訪れることができます☺️約2時間半と長めですが、ストーリーがじっくり描かれているので、満足感も高いです。

個人的に好きなシーンは、エドマンドがターキッシュデライトを食べるシーンと、(ちょっと酷いかもしれないけど笑)アスランが石台の上で殺されたときに白い魔女が「偉大なる猫は、死んだーー!!」と叫ぶシーンです。ターキッシュデライトいつか食べてみたいな〜

子供向けファンタジー小説を(原作未読なので比較はできませんが)映像作品として最高のものに仕上げてくれた製作者の皆様には頭があがりません。幼少期にこの作品に出会わせてくれた両親にも感謝です。いつか私に子供ができたら子供のうちに観せてあげたいな(つまんないって言われたら終わりだけど…笑)

ちなみにこの作品については吹き替え派です。子供たちの声が見た目通りだし、動物たちもいい声してる(^^♪最後に、ペペンシー兄弟が住むことになった家の主人である教授!最高です。貴方がこの作品をより味わい深いものにしています。いつまでも教授のように好奇心を忘れない大人でいたいです。これを機に原作も読んでみようかな〜

📝吹き替え
️📝子供の頃に観た映画
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