cana

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女のcanaのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

世界観がすごい。
子供の頃に見ていたらすごくワクワクしていたのかも。

ただ、大人になったいま初めて観た結果…
キャラに愛着がわかなくて、
裏切り者は許せないし…
お母さんどうなったんだろう、ともやもやしたり。
…続きを見ればわかるのなら申し訳ないが。

…世界観はいい。

私はファンタジーは好きなんだと思ってたけど、
ファンタジーだったらいいってわけじゃないんだな。
私の重きを置いているところはやっぱり
人間の感情や、心理描写。人間関係。
そこがあまり描かれていなかったので、
好みじゃなかったのかも知れない。

ルーシーのキャラはかわいいし
ルーシータムナスさんの関係性はいいなとか思った。
けど、なんせエドマンドはむかつくし、
なに飄々と帰ってきてるんだ、
「兄弟だから」で許せるでしょ?っていう描き方も微妙。
お菓子欲しさのためにどんだけ周りに迷惑かけてるんだ。
私がたまに凹んだりするような仕事のミスと、
こいつのミスを比べたら雲泥の差だわと、むしろ自信が湧いた。笑

あと、全く異世界のワクワクよりかは、
何が起こるかわからないハラハラのような、
その感情の方が魅せられるのかも、と
シャーロックホームズ→ナルニアを見て思った。


テーマ性がない。
戦いはいいものではない。と言いつつ武器を渡し、
結局戦争をして勝って終わり?って感じだった、
なにが伝えたいんだろう。
優しくあること?正義?
それぞれ冠をあげながら言ってたけど、
えぇそうだったかなぁ…と疑問…
伝わってこなかった…

もっと雪が溶ける描写とか、
魔女がやられる描写をしっかり描いて欲しかった
(何回も携帯みちゃって、
見逃して、戻しては
あぁ別に特別な描写ないな、
っていうことを繰り返したので
見逃してたら申し訳ないけど。)
cana

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