数々の海戦に参戦し、毎回無事に帰ってくる幸運艦、雪風の映画。
残念ながら実機は中国へ賠償艦として引き渡されてしまったが、名前は海自の護衛艦に引き継がれこの映画にも登場する。つまり本物に極めて近い艦であろう。
日本が誇る九三式魚雷の発射映像もあったりする。
ただし主人公が、おっさん風な若者で艦内の苦楽を描くのだがこれが面白くない。まあ当時の雰囲気だけでも見たかいはあったが。
それと戦闘シーンもかなり省略なので、どうゆう戦いをしてるかも全くわからない。したがって意味は深い映画なのだが、面白くはない。
ただ最後の沖縄特攻はよかったな。まさかの大和沈没で雪風だけは突撃すると思ったところに帰還命令。
そして中国へ賠償艦としての別れは涙をさそいます。
これ、現代の映像技術で作り直すべきだと思う。
