2008年、オーストラリアとイギリスの合作映画。
アンドリュー・トラウキ、デヴィッド・ネルリッヒ監督、脚本によるスリラー・ホラー・ドラマ。
姉グレースは恋人アダムと妹リーの3人でオーストラリア北部をご訪問、魚釣りツアーに参加、ガイドの操縦する小型ボートに乗り込み魚釣りを始めたものの突如、巨大なクロコダイルに襲われボートは転覆、ガイドはすぐさまご昇天、残された3人の運命や如何に、といったお話。
かつて動画配信サイトGYAO!さまにて鑑賞し、印象に残っていた作品、今回はAmazon Prime Videoさんにて再視聴。
詳細はすっかり忘れておりました。クロコダイルの垂直跳びには驚愕。
文明の利器を奪われ、大自然のど真ん中に放り出された人間はひ弱なことこの上なく、対照的に、動物園で見世物にされ、工場で皮革製品に加工されるワニさんたちの凶暴さは無慈悲なことこの上なし。
パスカル先生曰く、人間は「考える葦」、一茎の葦のように脆くとも理性的思考という天分を与えられた存在。
しかし、卓越した思考能力も初めて訪れたマングローブの林では空回り、最終的な解決策を見出すまでには膨大な時間を要し、多大な犠牲を払うことに…。
実話をもとにした物語とのこと、どの程度まで実際に起こったことなのかは存じませんが、被害に遭われた方々には誠にもってお気の毒なことでございます。