森の中のスピーダーバイクのチェイスが、今までに見たことがないようなスピード感があってよかった。戦闘シーンのビジュアルは作品を重ねるごとに進歩している。
しかし、自分としては、本作品の最後の戦いは全体としていまひとつ盛り上がらなかったと感じた。
・敵の地上基地の警備が手薄すぎ。重要な基地なんだから強力な兵器をもっとたくさん用意しておけばいいのに。また、デススターの周りに戦艦を多数配置している割に、反乱軍への攻撃がぬるい。(デススター製造のシフトを無理して2倍にした影響か？)
・皇帝の残虐非道ぶりがもっと描かれていたら、ルークと皇帝の対決がもっと盛り上がったと思う。
・今までと比べてハン・ソロがなんとなく元気なかったような気がする。
今回見た版では、ラストが改変されていたこと、特に亡霊のアナキンがヘイデン・クリステンセンに変更されていたことに違和感があった。マスクを外したときの顔と違いすぎるし、若すぎる。オリジナル版の方が、「ダースベイダーとして生きている間も大変だったんだね、苦労したんだね」って感じがしてよかったと思う。
