このレビューはネタバレを含みます
前回の戦いで手に入れたマトリックスによって、月にいたセンチネルプライムを蘇らせ、そのセンチネルに裏切られることからこの物語は大きく動く。オプティマスの前任のプライムであるセンチネルプライムはオートボット側であったのに、ディセプティコン側に寝返っていたのだ。それはなぜかというと、故郷のサイバトロン星を救うためであった。その方法とは彼が作り出した柱を使うことにより、時空転送をして、サイバトロン星自体を地球に移すというものであった。
当初、オプティマスはセンチネルは自分たちの味方と思っていた為生き返らせたのだが、仲間の裏切りにあうとは思ってもいなかっただろう。しかし、最後にオプティマスはセンチネルに言うのだ。「あなたは私ではなく自分自身を裏切ったのだ」と。これは戦いの中で自身の信念を失うこともあるという、彼の最後の締めくくりの言葉に通づるものがある。センチネルはサイバトロン星を守ろうとしたが、その方法を間違ってしまったのだ。
だから、私たちは自分自身を裏切ることがないように生きていこうと思うのである。
