だいぶ昔にテレビで（確かテレ東の昼間）やってた気がする。どんな話か全く思い出せない。当時はちゃんと鑑賞していなかったのだろう。しかし、ケイト・ブランシェットがすっ転んでパンツ丸見えになるシーンだけははっきりと覚えている自分が情けない。
というわけで改めてしっかりと鑑賞してみたら、いや驚いた。何という豪華キャスト。加えて脚本がビリー・ボブ・ソーントン。多才がうらやましい。
一番目を瞠ったのはキアヌ・リーブス。何というクズ役。ジョン・ウィックのようなヒゲ面だけど、タイプの全く違う悪。同時期の映画『ザ・ウォッチャー』では連続殺人鬼を演じていたけれど、今までのイメージの払拭でも狙ったのだろうか。
ストーリーもなかなか面白く、特殊能力ものとサスペンス要素が無理なくマッチしていて、隠し味にチョイとホラーという感じで飽きさせない。脚本の完成度の高さに唸る。
個人的には子供が見ていたテレビアニメの続きが気になる。
気になると言えば、ラストのその後も非常に気になる。
だって、このままだと○○から出てくるでしょ、あの人物が。
