翔

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーの翔のレビュー・感想・評価

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2019-22

 舞台は第二次大戦中のアメリカ。小柄で身体も弱いスティーブ・ロジャースはそれでも軍人になりたいと思っていた。善良な心を見込まれ彼はアースキン博士の作った血清を打たれ超人となる。
 「誰も殺したくないが、悪人は嫌いだ」
 一方ナチスの中でヒドラという組織を治めるヨハン・シュミットは四次元キューブを手に入れ、分解兵器をはじめ多くの力を手にしていた。

 現代ばかりでなく違う時代の話も繋がってくるんだなぁ。舞台設定もあってかヒーローものを見ている気分にはならなかった。
 ひ弱な頃のロジャースが訓練中の部隊に投げ込まれた手榴弾を体で防ごうとするエピソードが、彼という人物を的確に表現していて印象に残った。
 キャプテン・アメリカという名前やあの派手なスーツは、戦争のプロパガンダのためのものだったのか・・・。
翔