エスティ

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーのエスティのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

舞台はなんと1970年代のアメリカ
マーベルシリーズなのに年代合わない…なんてのはもはや考えるだけ無駄

兵隊になって打倒ヒトラーを夢見るが、体格に恵まれず
志願するも落ち続ける中、彼の持つ優しい心に目を付けたのが
スーパーソルジャー計画の被験者を探していたアースキン博士。
見事血清の投与は成功し、成長した身体能力は常人のそれより、数段格上のものだった。

今回のヴィラン、ヨハン・シュミットが手に入れた、コズミックキューブのパワーを抽出して作っていた兵器
これが当時の技術ではさすがに目を丸くするほどのオーパーツ
時代的に過去という事で、当然の様に出てきたトニーの父、ハワード・スタークも仰天の代物。

余談だが、アイアンマンで見るハワードの雰囲気とは打って変わって
若い頃の彼はトニーによく似た女癖の悪そうなおちゃらけた天才の様だ。親も親なら子も子であるw

だが、この5作目に来てヒーローの強さやアクションシーンが、これまでより見劣りする感が否めない
技術的にも過去の物であり、それはそれで仕方ないのだが
今後、技術的な革新などでパワーアップする事を期待しよう。

終盤、スティーブはある場所で目を覚ますが、異変に気付き脱走する。
ここで見逃さなかったのは、なんと、マーベルとは全く関係ない「ある映画」に出てきた
コールドスリープの会社と非常に似た内装の建物だったのである。オマージュやパロディという類のものだろうが
こういう楽しみ方をさせてくれるのは、映画好きにはたまらなかった。たまたまかもしれないが

エンドロールの後には、これ見よがしにアベンジャーズの予告が入る。
ついにシールドが集めたヒーローたちが一堂に会するわけだ。わくわくして然るべきである。