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アルプスの若大将のmのネタバレレビュー・内容・結末

アルプスの若大将(1966年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ドカーン!と古澤憲吾式オープニングクレジットから始まり、序盤はウィーンやローマでのロケも敢行される。

「日本人は男と女が歩いてるだけで、すぐに特別な関係だと思い込むのね」と自己批評する澄ちゃんも、郷に入れば郷に従えスタイルなのか、日本に戻ればいつものように振る舞う。いや、それどころか青大将をアッシーとしてこれまで以上にこき使い、ベルモンドが捕まってしまう世界線に。

『エレキの若大将』に続いて、若大将の歌唱シーンが多く登場し、彼は独り部屋で『君といつまでも』を語り部分も含めて歌ったりする。『蒼い星くず』を披露する場面は、今でいうところのMVのようで、カメラワークとカット割がカッコいい。壇上から降りる若大将を映しながら、カメラがゆっくりと引いて画面左前のテーブル席で一杯やる青大将を映す。そして、夜のスキー場で繰り広げられる熱狂のゴーゴーダンス。
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