息子を亡くした悲しみから立ち直れずにいるライターの男が、動物病院に勤める訓練士の女性と恋に落ちる姿を描いたヒューマンドラマ。
メーコンは快活なミュリエルに惹かれていき、人生に輝きを取り戻していく。
彼女の息子アレクサンダーとも交流しながら、自分の傷と向き合い、新たな人生へと踏み出す。
温かく優しい物語が、抑制された演出でしっかりと描かれている。
後半の行ったり来たりの展開は微妙だが、リアルな悲喜交々が表れてはいる。
キャスト陣の演技は素晴らしい。
ウィリアム•ハートとキャスリーン•ターナーはもちろん、ジーナ•デイヴィスがとにかく最高。
ジョン•ウィリアムズの劇伴もさすが。