リッジスカイウォーカー

ツナグのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ツナグ(2012年製作の映画)
1.2
一つ一つのエピソードが薄っぺらい。
「ツナグ」の能力に説得力がないからだと思う。
そこがしっかりしてないのに、どうでもいい「ほら泣いてごらん」ストーリーが展開されるので、冷ややかにしかなれない。

ただこの映画のテーマである「死者に会える」という部分だけ切り取れば、大切な人を亡くした経験があれば自ずと、映画を観ながら「自分だったらどうするだろう?」と考えながら観ることができる。

亡くなった人と向き合う時間って、とても辛いし、センシティブなわけだけど、こういう優しさに溢れたエピソードばかりを観ながらなら、そういう部分を少し和らげて、気持ちの整理をする時間を作ることができるのではないでしょうか。