高倉健と田中邦衛が話してるシーンは本当に良いです。好きでした。
伊丹十三、大滝秀治、小林稔侍、平田満、好きな俳優ばっかり。ああいう小松政夫、最高ちあきなおみ、地味妻加藤登紀子、一瞬の佐藤慶、何のための池部良、みんな好き。
ちあきなおみの「ソーラン節」とか、野球帽とってあいさつする野球少年、もう月給とりはたくさんですとか言って居酒屋やる男とか、もはやすべて文化財ですな。
神谷牧場の夫（左とん平）が最後逃げた女房のことを「おかしな女でしたが」と言って、おかしな女とはなんですか！とかって平田満に食ってかかられてたけど、そう言うのが夫の愛情なんだよな〜。あの旦那良い奴すぎてこれも文化財。天然記念物。
だけど女はそーいう左とん平より、高倉健みたいのが良いんだよね。
大原麗子目当てに見たんだけどいまいち彼女が何したいのかわからず、そもそも雨上がりの牧場で泥ハネが気になるワンピースでメシ作ろうとしてる時点で謎。たぶん、男の理想っつーか夢を具現化した感じなんでしょうか。
男のドラマでしたしね。
そしてまたもー酒が飲みたくなる映画で！
久しぶりにワンカップ開けちゃった。
