2024年 26本目
「私たちは、宇宙と地上にひきさかれた、恋人みたいだね。」
再鑑賞。社会現象レベルの大ヒットを記録した『君の名は。』新海誠監督による処女作。アニメーションを新海たった1人で手掛け、オリジナル版では主人公の声優も担当。
この頃から空間と時間の流れから生まれる気持ちの相違、その瞬間でしか得ることのできない時間の描き方が唯一無二である。
"メール"という唯一の希望が生む切なさ、時の流れはある人にとっては一瞬であり、ある人にとってはとてつもなく長く感じる。そのくらい残酷であり、尊いものであると感じるのだ。
