インターネット犯罪を描いたサスペンス・スリラー作品。
サンドラ・ブロック主演。
ロサンゼルスに住むアンジェラ・バネット（サンドラ・ブロック）は近所付き合いもない孤独なコンピューター・プログラムシステムアナリスト。
友人はネット仲間のみ。
ある時、仕事仲間からフロッピー・ディスクが送られてきて、それが切っ掛けで、命を狙われることに。フロッピーを送ってきた知人も飛行機事故に見せかけられて殺されてしまう。
知人の死亡と入れ違いで、バネットはメキシコ旅行にでかけるが、旅先で素敵な男性と知り合う。
しかし彼は殺し屋で、バネットはなんとか逃げ出して帰国するが、アパートは空室として売り出され、さらに別人がアンジェラに成りすまして仕事をしており、自分の存在を証明するものはすべて消されていた。
果たして彼女の運命は如何に？
ネット社会の恐ろしさが描かれている。
簡単に書き換えられる個人情報の履歴・経歴やカルテ。
一方、コンピューターの速度が遅くてイライラ・ハラハラです。
消えた年金やマイナンバー制度、元首相の婦女暴行歴の流出など、世界最低レベルの我が国の個人情報管理のずさんさでは、本作のような事件がいつ起きてもおかしくない悲しい現実。
ネット社会になっても最後に重要なのは人とのふれあいやアナログ。
まずは昔ながらの近所付き合いが大切ですね。
2022.4 地上波テレ東で鑑賞（午後ロー・吹替：徐賀世子 訳）
