パットン

愛情物語のパットンのネタバレレビュー・内容・結末

愛情物語(1956年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

2021/6/6
バンドマスターの社交辞令を真に受けて、ボストンからNYにでてきた素人のピアノマンが案の定、断られたと思ったら、すぐにスポンサーの女性に雇われてとんとん拍子にピアノマンとして成功して彼女と結婚する。ほどなく男の子を生むが、その晩クリスマスの夜、彼女は亡くなってしまう。生まれた男の子を知り合いに預けて遠のけ、5年がたち、戦争が始まり海軍として出兵する。戦地で現地の男の子と連弾してこういう触れ合いがあると気づき、終戦後息子に会いにいく。息子は、友達のイギリス人のチキータと公園で遊んでいると、チキータは戦争で両親を亡くし身寄りがないとの事。ほどなく戻ってきた息子とチキータだが、チキータは年頃のお嬢さんであった。チキータは息子にピアノを教えてくれたりもしており、ギクシャクしていた息子と父はチキータの助けもあり、またピアノを通じて父への尊敬もあり、本来の親子か関係を修復するも、父は不治の病に侵されている事が判明。それを知りつつもチキータと結婚し幸せになるが、息子へ病気を告白し、久々の連弾のあと父はこの世を去ってしまう。
シンプルと言えるが、愛情物語と呼ぶにふさわしい映画であった。