このレビューはネタバレを含みます
前半は日常的なトラブルや様々なアクシデントなどで人間関係を描きつつ、コメディ要素も交えつつ後半の伏線が張られていく。
事故による空中でのサスペンスは後半での時間的には短いながら楽しめた。この映画の後に繋がる多くのパニック映画の構成とは異なるし、派手さも程々だが、グランドホテルものとして好きになった。
電話の画面も不思議とすぐに慣れた。
定番の「お医者様はいらっしゃいませんか?」は無かったような気がする。医者数人が自ら動いていたのに小さく感動。
ただ、実際の当時のセキュリティ体制は不明ながらも、今の時代に観ると余りにも甘すぎて笑う。個人名の開示だけはしっかり守ってる。
税関職員の娘は何かキーになる活躍をするかと思っていた・・・
ジャクリーン・ビセットは大丈夫かな?