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呪怨のmakiのレビュー・感想・評価

呪怨(1999年製作の映画)
3.6
まだ呪怨が劇場公開される前、いまほど認知されていないときに一度観て、あまりの恐怖と後味の悪さにもう一度観るのは勇気がいる… と思っていたけど、初めて観る夫と一緒にスクリーンで観てしまった。

オムニバスの構成だったり、内容や展開を知っていたから今回は落ち着いて観れたけど、最初何も知らずに観たときは、途中繋がりや時系列がよくわからず、わからないんだけど、終始まとわりつく重苦しい映像がただただ怖く、伽椰子が二階から階段を這い降りてくるシーンは、いまでこそ這う姿はわりと定番だけど、当時はまだ見慣れなくて衝撃的な怖さだった。

今回冷静な頭で観ると、なぜ家に出入りしていない瑞穂の元にも俊雄くんが現れるのか(出入りしてたのかな)なぜ伽倻子の旦那は俊介の電話番号を知ってるのか、なぜ俊介の携帯で俊雄は伽倻子と話すのかなど、疑問点がいくつか浮かぶ。

荒削りな箇所があることは否めないけど、とにかく作品全体が、終始怖い雰囲気をまとっている呪怨シリーズを観るには外せない1本目。
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