Godfather

若草の頃のGodfatherのレビュー・感想・評価

若草の頃(1944年製作の映画)
4.0
【追記】2022/3/5

やっと映画館で観れたけど、当時の観客の感激を追体験できた。テクニカラーって凄いな、80年近くたっても褪色してない。

物語の舞台は映画制作時からさらに遡って20世紀初頭だったのか。あまりに人々の暮らしが進んでるからそんなに昔に見えなかった。
当時のアメリカ人の暮らしっぷりがよくわかって興味深い。室内のガス灯(?)の使い方とか。火事になったりしなかったのだろうか。アイスクリームが出てくるということは、アメリカには20世紀初頭にすでに家庭用冷凍庫があったということか!?あらためて見るといろいろ驚きだ。

末っ子のトゥーティがいちいち可愛いらしい。
演じた女優さんはいまもご健在なんだな。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
話はそこまで面白くないけど、全然退屈しない、極上のミュージカルだ♪

ジュディが楽しそうにうたう「トローリー・ソング」(それをすごい長回しで撮ってる!)、おしゃれな「The boy next door」もいいんだけど、一番はやっぱり「Have Yourself a Merry Little Christmas」♪

一番好きなクリスマスソングなんだけど、フランク・シナトラがカバーしたやつは歌詞が結構違う。いろんな歌手がこの歌カバーしてるけど、ほとんどはシナトラ版で歌ってるから、そっちが人気なんだろうな。オリジナルのジュディ・ガーランド版でカバーしてるのは山下達郎くらいか。私はもちろんジュディ・ガーランド派。シナトラ版はあまりに陽気で能天気すぎる感じ? 憂いのある映画版こそ最高のクリスマスソングだ♪
Godfather

Godfather