若草の頃の作品情報・感想・評価

「若草の頃」に投稿された感想・評価

「雨に唄えば」や「オズの魔法使」「バンドワゴン」「巴里のアメリカ人」に比べると、なかなかレンタル屋さんに置いてない映画だが、どっこい忘れてもらっちゃ困るぜというぐらいのMGMミュージカルを代表する傑作であります。

思わず心がウキウキするような名曲「トロリー・ソング」はじめ音楽がいいのは勿論だが、内容もまた同じぐらい充実している。

主演はジュディ・ガーランド。そして監督はこれがきっかけで結ばれることになったヴィンセント・ミネリ。

舞台は1903年のセントルイス。本作公開の40年前が舞台で、いわば「ちびまる子ちゃん」のような古き時代の家族の日常を描いた作品。

当時のセントルイスは翌年に万博が開催されており、その影響で町中が浮き足立っている中、ある中流階級の家族の1年間を微笑ましく描いている。

ジュディは5人兄妹の次女役で、隣の家に引っ越してきた青年(トム・ドレイク)に恋してしまい、自宅のパーティーに誘っているがなかなか靡いてくれない。

そうこうしているうちに法律家の父(レオン・エイメズ)の転勤話が持ち上がり、大好きなこの町と離れければならないことに意気消沈する。

このお父さん、色々と家族のためを思ってやってるんだけど、妻(メアリー・アスター)や子供たち、そしてお爺ちゃん(ハリー・デイヴンポート)、お手伝いのオバサン(マージョリー・メイン)の中で浮いてる存在になっていて可笑しい。

ストーリーとしてはたわいもないのだが、2時間があっという間に感じるほどこの映画は面白い。

その大きな理由は、ほのぼのとしたテイストの家族の会話の合間に出てくる毒気である。

思わずプッと吹き出してしまうような棘のある台詞が絶妙なタイミングで出てくるのが良い。

また印象的なのが四女のマーガレット・オブライエン。同時期の名子役ナタリー・ウッドに比べて大人の役者として大成しなかったけど、本作のオブライエンはまだ7才とは思えないほどの名演!

そしてハロウィンの夜、オブライエンが勇気を出して独り歩く場面で心細さを映像だけで表現するなど、ミネリ監督の演出もこれまた素晴らしい。

■映画 DATA==========================
監督:ヴィンセント・ミネリ
脚本:フレッド・F・フィンクルホフ/アーヴィング・ブレッチャー
製作:アーサー・フリード
音楽:ロジャー・イーデンス/ジョージ・ストール
撮影:ジョージ・フォルシー
公開:1944年11月28日(米)/1951年3月10日(日)
Danny

Dannyの感想・評価

3.4
【家族映画のパイオニア】
日常系&ミュージカル…
いやはや私には退屈な映画だった…
古き良きアメリカの家族の日常-兄弟、ご近所、恋愛、結婚、出世など
家族に起こる節目が綺麗に詰まっている。
爺、父の粋な計らい、Christmas carol、
全ての家族もの作品に通ずる草分け映画。

セントルイスを舞台に描かれる家族と愛の物語。家族の個性、生まれ育った街への愛が溢れてる映画です。キャストに表記はないけど、ジュディ・ガーランドが恋に落ちるジョン役のトム・ドレイクがいい!!結構大事な役だよね…?なんで表記ないんだろ。
二人の合言葉 「明かりを消すのを手伝って欲しいの。ネズミが怖くて。」 このシーン最高😍 ロマンチックな雰囲気が作られていく感じ…なんかよかった…そこからの電車のシーンですからね。好きだわー。
MNRTJM

MNRTJMの感想・評価

4.3
Have Yourself A Merry Little Christmas のオリジナルを聴きたくてDVDを購入。ジュディ・ガーランドが歌い出す瞬間、鳥肌。DVD Disc1 にはライザ・ミネリによるイントロダクション収録。
yadakor

yadakorの感想・評価

3.0
キートン見たばっかりだったので、15年で音がついてカラーになってることに感動した
線路に人形置いて脱線させるいたずらで家族みんな笑い合うって世界観がめちゃくちゃ怖い
ban

banの感想・評価

4.0
たまに観たくなる作品。
「光り輝く22歳のジュディ・ガーランド(ただし変な前髪)を見るための映画」です!

古き良きアメリカの、豊かで自由な雰囲気が感じられる。
映像のカラーも美しく、ジュディの衣装やメイクがすばらしくきれい。

マーガレット・オブライエンもさすがに凄くて、特にハロウィンのシーンが良い。
この映画の設定が1903年ということは、100年ちょい前のハロウィンってこんな感じだったのか?
不気味すぎて何度も見たいシーン。

この作品に限らず、ジュディ・ガーランド出演作品は無条件で好き。
Ricola

Ricolaの感想・評価

4.8
観ていて幸せ!!と感じた久しぶりの映画だった。

ミュージカル映画で家族をテーマにしたものとして画期的だったそう。

アメリカのホームドラマの元祖という感じがしてもうそれだけでもとても好きなのに、歌も素晴らしい!そして家や服装など可愛くて仕方ない!

ジュディ・ガーランドが窓際で歌うシーンが多くて、美しさがより映える。
特に妹に"Have yourself a merry little Christmas"を歌うシーンが好き!

恋愛、家族愛、コメディ、ミュージカル…この要素が詰まった映画で、ほとんど終始口角上がりっぱなしで観ていた。
film2486

film2486の感想・評価

3.4
末っ子ちゃんが可愛くて好き〜〜発言が過激なのも可愛くて笑ってしまう 笑

あとお父さんが亭主関白そうで実はそうでもないところが素敵だし可愛かった、、
いずみ

いずみの感想・評価

4.5
初見は難しいけど、スルメのように味わってほしい。
色の使い方が本当にきれい
万博前夜のセントルイスを描いた旧き良きアメリカのホームドラマ。
クリスマスのスタンダードナンバーになったHave Yourself A Merry Little ChristmasやThe Trolley songを始めいずれも名曲揃い。
末の少女達の悪戯はただの悪ふざけじゃすまないだろうとは思う。よく捕まらなかったな。
>|