かねこ

若草の頃のかねこのレビュー・感想・評価

若草の頃(1944年製作の映画)
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MGMの大作ミュージカル。
2次大戦中の作品であり、当時、戦争に疲れたアメリカ人に大いに受けたらしい。
万人受けする内容だし、豪華キャストなのに日本だとイマイチ有名じゃないかも。
邦題の「若草の頃」というのもよく分からないけど、原題は日本人には分かりづらいですかね。

オズの魔法使いより成長し、薬でおかしくなる前?(既におかしかった?)のジュディガーランドが最高に可愛いです。監督は後の夫のヴィンセントミネリ。
映像も80年くらい前の映像とは思えないほど綺麗!
衣装も色とりどりで可愛くて観てるだけで幸せな気持ちになります。
大衆向けのファミリーミュージカルという感じで、曲も有名なものがあります。
特にジュディガーランド が歌う「Trolley song」はキャッチーで、ジュディの代表曲のひとつですね。日本でも今だにカバーされている名曲。
ジュディの歌声、低めで伸びが良くて素晴らしい。

最初の長距離電話のくだりとか可愛い。
みんなでお父さんの機嫌を読んで夕食を早食いしてるのほっこりする。

ちなみにですね、こちらの作品は小ネタがありまして(Wikipediaより引用)

"なお原作では結末が映画とは違い、一家は本当にニューヨークへ引越してしまうため、セントルイス万国博を見ることはできない。"

映画では万博観れて良かったですね!
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