不朽の名作。1959年のディズニーアニメ作品。
やっぱりディズニー、60年前とは思えないアニメーションレベル。
画を観ているだけでも観入ってしまいます。
ストーリーは誰もが知る内容ですが、60年前の作品と言う事で今の価値観との違いをみるのも面白いです。
美しいプリンセスが純粋悪な魔女に呪いをかけられ、それを王子様が救うという、いわゆる女性が男性に守られるプリンセスストーリー。
劇中でフィリップ王子の許嫁制度に対する「14世紀なのに古い」という先進的なセリフはあるものの、そう言った価値観に対して最近はディズニー自らが異を唱え、「シュガーラッシュ」や「アラジン」、そして本作のヴィランである魔女が主人公の「マレフィセント」で現代社会のテーマでもある多様性や男女同権を描いた作品が多く作られています。
どちらが正しいという事ではなく、古い作品、新しい作品を見観べ時代による価値観の違いなどについて考えるのも面白さの一つだと思います。