MASAYA

ホステルのMASAYAのレビュー・感想・評価

ホステル(2005年製作の映画)
3.0
こないだの復習ということで鑑賞。

一言でいうと胸くそが悪かったです。

グロ耐性はけっこうある方だと思います。『グリーンインフェルノ』に関して言えば一種の文明。カニバリズムの代名詞でもあるレクター博士は特殊な人間の食習慣。個人的に一番痛々しい映像が多いのが『SAW』シリーズだけど、あれはマシーンによるものだからそういうものとして楽しめる。

しかし本作は理性を持った一般人が憂さ晴らしの為に金を払って、様々な拷問を楽しむ。人間の本当の闇を見たような気分。実際にありそうだから気味が悪い。比べる対象として正しいか分からないが、一般人参加型という点で共通しているのは『ストロベリーナイト』かな。あれも最初は受け入れられなかった。

そして肝心のグロシーンも大したことがないように感じた。肉の破片とかは頑張っているように思えたが、切り落とす瞬間とかがイマイチ。

無修正とわざわざ書いてあるくらいだから期待したけど、残念ながら下回る結果になった。

逆にストーリーの方が楽しめた。設定も好きだし、脱走のシーンは思わず応援してしまった。2人のビッチと紹介人を轢く瞬間はグッド。

アジア人を登場させるのはタランティーノ監督らしいなと思いました。
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