こないだの復習ということで鑑賞。
一言でいうと胸くそが悪かったです。
グロ耐性はけっこうある方だと思います。『グリーンインフェルノ』に関して言えば一種の文明。カニバリズムの代名詞でもあるレクター博士は特殊な人間の食習慣。個人的に一番痛々しい映像が多いのが『SAW』シリーズだけど、あれはマシーンによるものだからそういうものとして楽しめる。
しかし本作は理性を持った一般人が憂さ晴らしの為に金を払って、様々な拷問を楽しむ。人間の本当の闇を見たような気分。実際にありそうだから気味が悪い。比べる対象として正しいか分からないが、一般人参加型という点で共通しているのは『ストロベリーナイト』かな。あれも最初は受け入れられなかった。
そして肝心のグロシーンも大したことがないように感じた。肉の破片とかは頑張っているように思えたが、切り落とす瞬間とかがイマイチ。
無修正とわざわざ書いてあるくらいだから期待したけど、残念ながら下回る結果になった。
逆にストーリーの方が楽しめた。設定も好きだし、脱走のシーンは思わず応援してしまった。2人のビッチと紹介人を轢く瞬間はグッド。
アジア人を登場させるのはタランティーノ監督らしいなと思いました。