アキヒロ

ホステルのアキヒロのレビュー・感想・評価

ホステル(2005年製作の映画)
3.8
前半でため込んだものを、後半で一気に発散する爽快感。
何かイケナイくらいに気持ち良くなってしまう。
これぞ"感動ポルノ"ならぬ"復讐ポルノ"か。
嫌いじゃない!!!

アメリカからやってきた3人のバックパッカー。
女性を抱けると聞き、ブラチスラヴァに行き、ホステルに泊まるが、その夜女とはヤれたものの、オリーがいなくなる。
その次の日にはジョシュもいなくなり、怪訝に思っていたパクストンは暴漢に襲われて昏倒。
気づくと、手足を拘束されて暗い部屋にいた。

そこは「エリートハンティング」という、誘拐された人々を好き放題に殺す闇クラブ。
パクストンは殺されかけるが、運よく危機を脱する。

まさかの日本人の中に、三池監督が登場したのにも驚かされたが、
内容を見てみるとイカニモという感じ。

女性を狩りに来ていた男たちが「アメリカ人狩り」で狩られ、
そのアメリカ人をカモにした狩り人たちが、カモに「狩り返される」というウロボロスの蛇のような構造が面白い。
まさに「因果は返ってくる」というわけ。
アキヒロ

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