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風が吹くままのtoaのレビュー・感想・評価

風が吹くまま(1999年製作の映画)
3.2
よく眠れなかった朝のローな脳に、安定と信頼のキアロスタミ監督作品。
時計のある生活から離れた穏やかな時間。日が昇るまま、風が吹くまま、自然の流れの一部になったら、気分がいいだろうなー。

電話の度に丘を登るのは面倒でも、それを口実にサボるわけじゃないディレクターは仕事が好きなんだろう。都会のよそ者ものっそり歩む野生のカメも皆それぞれに生を送っている。

お医者さんとの2ケツが良かった。
「君の一服くらいじゃ汚れんよ」
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