めっちゃ良かった。子どもは相変わらず可愛い。キアロスタミの映画では優しさをとにかく感じる。
「人間もオーバーヒートする。暇な時もする」
「死んだら美しいこの世界を見ることができなくなる」
子どもと仲…
初見。
なんて表現すればいいのか、ずっと漂う空気感と、時々刺さる会話と、何処までも広がる景色と。
死と生と向き合うという事。ラストの意味もまだ消化しきれてない。
キアロスタミさんの宿題は難しい〜
で…
生きている人達、亡くなる人、時は流れる。
長閑な風景の中を車で走り、向う先は小さな村、道案内を頼まれた男の子が途中で待っていてのんびりとした雰囲氣。
その男の子が素朴な可愛らしさで良い。
村の生…
キアロスタミのフィルモグラフィを追って観ているからか、自分が今までやってきた撮影、演出方法に対するアンチテーゼのような、自省的なものを感じた。
それは、今までの作品の撮影の仕方(一般人を使った生々…
知らん場所に来て、何も起こらないみたいな焦りって結構死にそうになるよな、自己嫌悪と葛藤、しかし自分の力でどうにか出来ることじゃないみたいな、、そんなごた混ぜの感情を美しい自然と、出会う人々との会話で…
>>続きを読む何も起きなかった中での過ごし方って、それを描いてもいいってこと自体にありがたみを感じる。この人の記憶には何も残らないんだろうけど、自分の人生にもこういう感じのが一週間くらいあったらいいなと思った。た…
>>続きを読む独自の風習で葬儀を行うという噂を聞き取材に来たテレビクルー。
具合が悪く後先が長くなさそうな老婆がいるというのでその死を待つのだが、なかなかその時は訪れず…
何もなく、ただ待つという状況を主人公と…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI