アッバス・キアロスタミ作品
イランの小さな村で不思議な葬儀の模様を撮影するために来たテレビクルーたち。
とある老人が死ぬのを待つことになるが…。
他のキアロスタミ作品に比べると物語に起伏がな…
テレビクルー達は、言うなれば人の死を願っている。自分達の利益のために取り憑かれているのだ。
そんなことも知らずに、見返りを求めることなく彼らをもてなす村人達。
一見対比になっているようだが、不思議な…
アッバス・キアロスタミ監督・脚本・製作。テレビクルーが、珍しい地方の儀式の撮影に訪れた村。実は葬儀の儀式を撮りたいのだが、あてにしていた老婆はなかなか死なない。今日も元気だ、困ったな。
シアターコク…
U-NEXT配信期間に間に合わなかったのでわざわざTSUTAYAに借りに行ったぜ……。キアロスタミ作品の中ではわりと影が薄い気がするのだがかなり好きな方でした。キアロスタミは「桜桃の味」以降かなり好…
>>続きを読むキアロスタミの映画はとにかく風景が美しい。
ひとの死を待ってそれを取材するなんてくだらない仕事だとは思うが、振り返るとそんな映像をいくつか見てきた。あれらの背景も似たようなものだったのかな。
死にそ…
何だかすごく好きな雰囲気とテンポ。
ロングショット多めで、風景の広がりが美しい。
首都テヘランという都会から来たクルー達が、田舎の(民族的背景も違う)珍しい文化や風俗として葬儀を撮影して、どうする…
生と死を巡る
人間模様。
前作「黄桃の味」でも描かれた、生と死に垣間見る、対極ではない表裏一体の関係性は、より文化的なアプローチに形を変え、それは顔の見えない人々とのつながりであり、そこには死を想…
アッバス・キアロスタミ監督が描く「死生観」はすごくちょうど良いテンション
観る前は身構えるが、重くない、かと言って軽いわけではない。深いと言うよりも大きくて広く、風が吹き抜ける。
ハートウォーミン…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI