YokoGoto

偶然の恋人のYokoGotoのレビュー・感想・評価

偶然の恋人(2000年製作の映画)
3.4
これが、2000年の映画ということは、グウィネス・パルトローは当時28歳くらいでしょうか?
あー、美しい!!そして演技が上手い。

後から知ったのですが、本作でグウィネス・パルトローの恋人役のベン・アフレックって、元カレなんですね。(知らなかったー)役柄のせいでしょうか、なんか、元恋人同士には見えませんでした。ほんと、知り合ったばかりのカップルに見えました。さすが、演技が上手くて、私生活を持ち込まないというプロ魂でしょうか?(笑)

グウィネス・パルトロー大好きです。ジェイク・ギレンホールと共演した『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』で、特に好きになりました。

さて、前置きはこれくらいとして、飛行機事故で夫を失った子持ちの未亡人が、偶然、ある男性と出会い恋に落ちるが、その彼には秘密があって、、、、というラブストーリーです。

正直、旦那さんを失って数年で、恋人ができるなんて!という所に引っかかる人も大勢いるのかな?と思いましたが、私は完全に彼女の気持ちに感情移入できました。

彼女が恋に落ちる理由も、ちゃんと描かれていたし、実際、彼女は男性を見る目もある女性だと思いました。過度に『女』を優先させることなく、2人の幼い息子の事も考えての、落ち着いた行動に見えました。

この女性の感情に共感できる女性は、ある程度男性を見る目を持っている女性だと思います。それくらい、主人公の女性に共感できます。

さらに、このラブストーリーは、普通の未亡人の再婚話ではないようにも思いました。

最愛の大切な人を失った後の、死の受容と再生への葛藤だと思いました。新しい恋で、それを乗り越えるといった単純な話であれば、よりシンプルでしょうが、愛すれば愛するほど、かつて愛した人への愛情が嘘になるような苦しみは、このドラマの状況のように、極端なエピソードがなくても、当たり前のように襲いかかる苦悩でしょう。

そういう意味では、重く深いテーマが影に流れているので、とても渋い映画だと思いました。

『秘密は隠すもの』。
5歳の子供に諭される感じでしたね。(笑)

ただ、邦題が『偶然の恋人』になっちゃった所だけは、残念です。(笑)