ソー第一作で、気の毒な生い立ちと陽キャに見下された鬱屈から暴走してしまったロキに大変同情したものだが、記念すべきアベンジャーズ第一作で満を持して再登場！いやー特にいいとこなく、何をしたかったのかもよく分からずで不遇すぎて逆に面白い笑。いやマジで、アベンジャーズメンバーの描写だけで忙しくて尺が足りず、結局彼の目的がなんだったのか、どういう経緯でアベンジャーズに目をつけてどういう計画でどういう結末を狙っていたのか、全然わかんない。ただでさえ説明不足なのに、ハルクにびったんびったんされるオチが面白すぎてそれまでの経緯が全部吹っ飛ぶ笑。
キャラが濃すぎてかつ背負うものや信念が違いすぎて衝突してしまうメンバーが仲間(脇役だけど皆に愛されるいい奴でした)の死をきっかけに心を一つにして戦うぜ！という王道展開だけど、まーとにかく尺が足りないので、出会ってから大した時間を過ごしてないのにあっという間に一斉にいがみ合いだすのがこれまた逆に面白い。
まだメンバーも少ないので、戦闘力の高い奴らと頑張ってるけど普通の人間の域を出ない奴らの格差が大きいのがちょっと残念。司令塔としてのキャプテンなど弱いメンバーにも見せ場を作ろうとして頑張ってるのはわかる。
上記のロキのあれやこれやと全体的なお祭り感だけで4点あげたい気もするけど、その辺りのまとまりのなさがさすがに目について0.1点減点しました。
さて、ロキの今後に期待しつつ気長にシリーズ視聴を続けます。
