しちれゆ

からっ風野郎のしちれゆのレビュー・感想・評価

からっ風野郎(1960年製作の映画)
3.8
主演 三島由紀夫というので見てみた。当時三島は35歳、もう『金閣寺』を書いたあとで大作家だったはず。数年前に見た『三島由紀夫vs東大全共闘』での 知性が服を着てるみたいな三島とは全然違う。

三島の役どころはヤクザの二代目。演技はまあ微妙ですが当時(昭和35年)の世相というか常識ってすごい。
三島がご飯を食べるように女(若尾文子)をレイプし、された文子も「ひどいわ」と言いつつ2人は恋仲になり、その後も三島は怒ると文子をビシバシ殴る。それでも文子は「由紀夫スキスキ」😨

あと船越英一郎の父 船越英二がイケメンすぎた。大スターだったらしいです。

昭和30年代の驚くべき田舎な東京、粗末な建物も興味深く見た。

そしてラストが圧巻です\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!
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