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インファナル・アフェアIII 終極無間のelvisのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ずっと主人公は誰か、目的は何かわからないからかなり苦痛だった。でも最後の15分くらいで全体像がやっとわかった。
時間が行ったり来たり、幻覚や妄想もあって意味わからん。
結局はパート1だけでいい。

まとめ。
ラウ刑事(アンディラウ)は自分がマフィアの犬である事実を拒絶し、死んだサム(マフィアのボス)の手下がまだ警察内部にいるはずだと探っている。自分は善人だと妄想し錯乱している。
しかし、今回の主役のヨン刑事(保安部の長)とシュウ(本土のマフィアを装っている)は殉職したヤン(トニーレオン)の仇を取るため、黒幕であるラウ刑事を追い込む。

パート1はストーリー重視の万人向け。
パート2は本編へのいきさつと裏話でファン向け。
パート3は後日談だけど演出が独特で一回見ただけでは物足りない、映画玄人向け。
たぶん1と3を繰り返し見たら、納得できる作りなのかもしれない。

結果的にはヤンが正義でラウが悪なんだけど、二人は似た境遇で立場や感情がしばしば交錯する。善人になりたかったけどなれなかった話。それをまとめとしてラウに背負わせたのがパート3かな。
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