ツインズ・エフェクトのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ダンテ・ラム、ドニー・イェンが監督、アイドルユニット「Twins」が主演を務めたアクション映画である本作は、浮気相手と食事中だったところに押しかけたことで恋人のケンから別れを告げられた現場に偶然居合わせた、「友達になろう」と優しく話しかけてきたヴァンパイア一族の最後の王子・カザフと交流を深め想いを募らせていた中、王家に代々伝わる経典「昼と夜の書」に収められている古代吸血王の血を狙う、謀反を起こしヴァンパイア王家を惨殺したデコテス公爵がカザフの"血精"を求めて襲撃してきた上に、デコテスに身柄を拘束された反吸血鬼同盟のハンターで自身の兄でもあるリーヴがヴァンパイアとなってしまったことで、カザフと経典をめぐるヴァンパイアたちとの壮絶な戦いに身を投じていくこととなった妹のヘレンとリーヴの助手ジプシーの姿を追ったものとなっているのだが、本作はこれで2度目の視聴となるがやはり映し出される物語に深みや厚みはないが、"アイドル+ワイヤーアクション"の構図で見せる主演を務めたTwinsによるヴァンパイアとの戦いは単純に観ていて面白かったですし、期待して観るほどの作品では決してないが、暇つぶしに最適な一作といったところでしょうかね。特別出演のジャッキー・チェンやカレン・モクによるコメディやアクションも見どころとなっていますし、評価こそはそれなりだが個人的には好きですね。何よりもTwinsの愛らしさが伝わってきましたし、アイドルとは言えここまでのアクションができる点は評価に値するのではないかと。